日. 12月 14th, 2025

「建設業許可って、更新が必要でしたっけ?」
「気づいたら有効期限が過ぎていた…これって大丈夫?」

奥州市や県南地域の建設業者さまから、更新忘れのご相談は非常に多いです。
結論から言うと、建設業許可の更新を忘れると“無許可営業”になる可能性があります。

この記事では、

  • 建設業許可の更新期限
  • 更新を忘れた場合のリスク
  • 期限を過ぎてしまった場合の対処法
    を、行政書士がわかりやすく解説します。

建設業許可の有効期間は「5年間」

建設業許可の有効期間は、許可日から5年間です。
更新申請は、有効期間満了日の30日前までに行う必要があります。

例:

  • 許可日:令和2年10月1日
  • 有効期限:令和7年9月30日
    → 更新申請期限:令和7年8月末頃まで

この期限を1日でも過ぎると、更新はできません。

更新を忘れるとどうなる?

更新期限を過ぎると、次のような扱いになります。

  • 建設業許可は失効
  • 500万円以上の工事を請け負えない
  • 公共工事・元請取引ができない
  • 期限後に工事を行うと無許可営業になる可能性

「知らなかった」「忙しくて忘れていた」は、残念ながら通用しません。

期限切れ後に気づいた場合の対処法

有効期限を過ぎてしまった場合、
「更新」ではなく「新規申請」を行う必要があります。

その結果、

  • 書類が増える
  • 審査期間が長くなる
  • 一時的に仕事を制限される
    といったデメリットが生じます。

特に、公共工事や下請登録がある場合は、大きな影響が出ます。

更新申請に必要な主な書類

更新申請では、主に次の書類が必要になります。

  • 建設業許可更新申請書
  • 決算変更届(直近5期分の提出が前提)
  • 経営業務管理責任者・専任技術者の確認書類
  • 登記事項証明書(法人の場合)
  • 納税証明書 など

決算変更届を出していないと、更新できません。

更新を忘れないためのポイント

  • 許可証の「有効期限」を必ず確認
  • カレンダー・スマホに更新時期を登録
  • 毎年、決算変更届を確実に提出
  • 行政書士に継続サポートを依頼

「そろそろ5年かな?」と思った時点で、早めに動くのが安心です。

行政書士に依頼するメリット

建設業許可の更新は、
「毎年の決算変更届がきちんと出ているか」が最大のポイントです。

行政書士伊藤公好事務所では、

  • 更新期限の事前確認
  • 決算変更届・更新申請の一括対応
  • 期限切れ後の新規申請サポート
    まで、状況に応じて丁寧に対応しています。

まとめ

建設業許可の更新忘れは、事業に大きな影響を与えます。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、期限が迫っていることも少なくありません。

奥州市・金ケ崎町・北上市の建設業者さま、
更新時期が近い方、少しでも不安がある方は、早めにご相談ください。

📞 お問い合わせ先

行政書士伊藤公好事務所
〒023-0822
岩手県奥州市水沢東中通り二丁目1番25号
📞 0197-27-2087
🌐 https://kimiyoshi-office.com
建設業許可申請・更新・変更届に対応しています(奥州市・金ケ崎町・北上市など)

投稿者 kimiyoshi

行政書士の伊藤公好(いとう きみよし)と申します。 奥州市で行政書士事務所を開設しました。 補助金申請、各種許認可、相続・遺言などでお困りの方は気軽にご相談ください。