相続 category

相続 2026年4月30日

【奥州市の相続】共有者44名の土地でも対応できた理由|持分の相続で進められたケース

こんにちは。奥州市の行政書士、伊藤公好です。 相続のご相談の中には、「思っていたよりも複雑な不動産が見つかる」というケースが少なくありません。 今回のAさんの事例も、まさにその一つでした。 ■「期限があるのでお願いしたい」というご相談からスタート Aさんからのご相談は、こんなお話でした。 「12年間に亡くなった父の相続について、来年の令和9年3月までに手続きが必要と聞いて、お願いしたいです」 まずは不動産の調査からスタートしました。 ■調査の結果「共有者44名の土地」が判明 調べていくと、 自宅の土地・建物 その他の不動産 ……

相続 2025年12月24日

【岩手県・奥州市版】相続預金はいつ引き出せる?凍結の仕組み・仮払い制度と注意点

「葬儀費用を払いたいのに、銀行口座からお金が引き出せない…」「相続が始まると、預金はどうなってしまうの?」 相続が発生した際、多くの方が最初につまずくのが「預金の凍結」です。奥州市周辺でも、「こんなに早く使えなくなるとは思わなかった」というご相談は非常に多く寄せられます。 この記事では、 相続預金が凍結される仕組み いつ引き出せるようになるのか 葬儀費用などに使える「仮払い制度」 注意すべきポイント を、行政書士が分かりやすく解説します。 相続が発生すると預金はどうなる? 被相続人(亡くなった方)名義の預金は、👉 原則として凍結されます……

相続 2025年12月20日

【岩手県・奥州市版】相続放棄はいつまで?3か月の期限と判断を急ぐべきケース

「親に借金があるかもしれない…」「相続放棄って、いつまでに決めればいいの?」 相続が発生した直後、こうした不安を感じる方は少なくありません。特に、亡くなった方に借金・ローン・保証人の可能性がある場合、相続放棄の期限を過ぎると取り返しがつかないこともあります。 この記事では、 相続放棄の期限 期限の起算点 判断を急ぐべきケース よくある失敗例を、行政書士が分かりやすく解説します。 相続放棄の期限は「原則3か月」 相続放棄は、👉 自己のために相続が開始したことを知った日から3か月以内に、家庭裁判所へ申述する必要があります。 この3か月を過ぎ……

相続 2025年12月20日

【岩手県・奥州市版】相続手続きで行政書士ができること・できないこと

「相続の相談って、誰に頼めばいいの?」「行政書士・司法書士・弁護士…違いが分からない」 相続の場面では、こうした疑問を持つ方がとても多くいらっしゃいます。実は、相続手続きは内容によって、適した専門家が異なります。 この記事では、 行政書士ができること 行政書士ができないこと どんな場合に行政書士へ相談するのが向いているか を、奥州市の行政書士が分かりやすく解説します。 行政書士が「できること」 行政書士は、書類作成と官公署手続きの専門家です。相続分野では、次のような業務に対応できます。 ① 相続人調査(戸籍収集) 出生から死亡ま……

相続 2025年12月20日

【岩手県・奥州市版】相続手続きを自分でやると大変?よくある失敗と注意点

「相続手続きは、自分でもできると聞いたけど…」「できれば費用をかけずに、自分でやりたい」 実際、相続手続きは自分で行うことも可能です。しかし、奥州市周辺でも👉 途中で行き詰まり、相談に来られる方が非常に多いのが現実です。 この記事では、相続手続きを自分でやろうとして“大変だった”実例と注意点を、行政書士の立場から解説します。 戸籍集めで想像以上に時間がかかる 相続手続きの第一関門が、戸籍の収集です。 出生から死亡までの戸籍が必要 転籍・改製があると、複数の市区町村に請求 古い戸籍が読めない 「役所に何度も通うことになった」「平日に休みを取らな……

相続 2025年12月19日

【岩手県・奥州市版】相続手続きは何から始める?亡くなった後の流れを時系列で解説

「家族が亡くなったけれど、相続手続きって何から始めればいいの?」「役所や銀行、どこに行けばいいのか分からない…」 相続は、人生で何度も経験するものではありません。そのため、多くの方が不安や戸惑いの中で手続きを進めることになります。 この記事では、相続が発生した直後から必要になる手続きの流れを、岩手県奥州市の行政書士が、できるだけ分かりやすく時系列で解説します。 まず最初にやるべきこと(死亡直後) ご家族が亡くなられた直後は、次のような手続きが必要になります。 死亡届の提出(7日以内) 火葬・葬儀の手配 健康保険証・介護保険証の返却 年金の受給停……

相続 2025年10月24日

子どものいない夫婦こそ注意!公正証書遺言で「想い」と「財産」を守る

はじめに:想定外の相続トラブルが起こりやすい「子どものいない夫婦」 子どものいないご夫婦の場合、どちらかが亡くなると、残された配偶者のほかに、亡くなった方の父母や兄弟姉妹も相続人になります。 たとえば、夫が先に亡くなった場合、妻のほかに夫の両親や兄弟姉妹にも相続権が発生します。「夫婦だけの財産」と思っていても、法律上は親族にも分ける義務があるのです。 これにより、思いがけないトラブルや、住み慣れた家を失うケースも少なくありません。こうしたリスクを防ぐために、公正証書遺言の作成がとても重要になります。 公正証書遺言とは 公正証書遺言は、公証人が法律に基づいて作成する……

相続 2025年9月29日

遺言書作成のすすめ ~トラブルを防ぎ、想いを残すための第一歩~ 第3回

人生の終盤において、「もしもの時」のことを考える人が増えています。特に「遺言書」は、自分の思いや家族への配慮を形にする有力な手段です。遺言書作成の意義・方法・注意点について整理してみましょう。 第3回:資産家・事業者の方へ ― 遺言書は“財産承継の設計図” はじめに不動産や会社をお持ちの方にとって、遺言書は単なる書類ではなく「財産や事業を次の世代にどう渡すか」を決める設計図です。 資産家や事業者に必要な理由 不動産や株式は分割しにくく、争いの火種になりやすい 会社の株式承継を明記しないと、事業が混乱する 相続税対策を含めた事前の計画が不可欠 専門家……

相続 2025年9月28日

遺言書作成のすすめ ~トラブルを防ぎ、想いを残すための第一歩~ 第2回

人生の終盤において、「もしもの時」のことを考える人が増えています。特に「遺言書」は、自分の思いや家族への配慮を形にする有力な手段です。遺言書作成の意義・方法・注意点について整理してみましょう。 第2回:子育て世代・家族持ちの方へ ― 遺言書は“もしもの時の安心保険” はじめに「遺言書は高齢者のもの」と思っていませんか?実は子育て世代にこそ大切な備えになります。 子育て世代に必要な理由 小さな子どもがいる場合、親権者を指定できる 万が一に備え、家族の生活を守れる 借金や住宅ローンも“相続対象”になる 例えば、住宅ローンが残っている家庭で夫に万一のこと……

相続 2025年9月27日

遺言書作成のすすめ ~トラブルを防ぎ、想いを残すための第一歩~ 第1回

人生の終盤において、「もしもの時」のことを考える人が増えています。特に「遺言書」は、自分の思いや家族への配慮を形にする有力な手段です。遺言書作成の意義・方法・注意点について整理してみましょう。 第1回:高齢者の方へ ― 遺言書は“家族への最後のプレゼント” はじめに「もう年だから、そろそろ遺言書を考えた方がいいのかな」そんな声をよく耳にします。遺言書は、自分の想いを形にして残すことのできる大切な手段です。 なぜ高齢者に必要か 認知症が進むと遺言が作れなくなる 子ども同士の争いを防げる 公正証書遺言なら安心して残せる 特に兄弟姉妹が多い場合や、不動産……