日. 12月 14th, 2025

奥州市・水沢・前沢・胆沢・江刺を中心に事業を営む小規模事業者の皆さまへ。

「売上を伸ばしたい」「集客を増やしたい」「新しいサービスを始めたい」
そんなときに心強い支援制度が 小規模事業者持続化補助金 です。

本記事では、制度の基本から対象者、採択されるためのポイントまでを、行政書士としてわかりやすく解説します。

1. 小規模事業者持続化補助金とは?

小規模事業者持続化補助金は、販路開拓(集客)や業務効率化 を進めるための取り組みに対し、経費の一部を支援する制度です。

国(中小企業庁)が実施しており、以下のような経費が対象になります。

  • チラシ・パンフレット制作
  • ホームページ作成
  • ECサイト導入
  • POSレジ・予約システムなどの設備導入
  • 店舗の軽微な改装
  • 新商品開発に係る費用

「売上アップ」や「業務改善」に直結する取り組みなら、幅広く補助対象になる点が特徴です。

2. 対象となる事業者(奥州市の個人事業主もOK)

持続化補助金は、奥州市・岩手県内の 小規模事業者(個人事業主/法人) が対象です。

■ 小規模事業者の定義

  • 商業・サービス業:従業員5名以下
  • 製造業・その他:従業員20名以下

もちろん、奥州市で開業して間もない事業者も申請できます。

3. 補助対象経費と補助額

■ 補助率・補助金額

  • 補助率:2/3以内(通常枠)
  • 補助上限額:50万円
  • 条件を満たせば
    → 100万円・200万円の枠もあり

■ 補助対象となる主な経費

  • 広告宣伝費:チラシ、Webサイト、SNS広告
  • 販売促進費:展示会出展、PR動画作成
  • 設備投資費:POSレジ、業務効率化機器
  • 開発費:新商品の開発費用 など

※消耗品費・日常的な運営費(光熱費など)は対象外。

4. 申請の流れと採択されるポイント

■ 申請の流れ

  1. 公募要領の確認
  2. 経営計画書と補助事業計画書の作成
  3. 必要書類の準備
  4. 電子申請(または郵送)
  5. 審査・採択
  6. 事業実施 → 実績報告 → 補助金受領

特に大変なのは 経営計画書の作成経費の根拠づけ です。

■ 採択されるための重要ポイント

◎ ① 経営計画が「現状の課題」と結びついているか

「客単価が低い」「新規顧客が少ない」など、課題を具体的に示すほど評価が上がります。

◎ ② 補助事業(やりたい取組)が課題解決につながっているか

例:
  課題 →「来店客が減っている」
  取組 →「ホームページを改善&SNS広告で新規集客」
 この“因果関係”が非常に重要です。

◎ ③ 経費の必要性・妥当性が明確であること

審査では「なぜこの金額?」「なぜこの業者?」が問われます。

5. 持続化補助金を活用するメリット

  • 売上アップにつながる取り組みを実質1/3の費用で実施できる
  • 集客・広告・業務改善を同時に進められる
  • 補助金をきっかけに事業計画を整理できる
  • 小規模事業者でも大きな成長チャンス

特に、奥州市のような地域密着型の事業者にとって、補助金を有効活用することで競争力が高まります。

6. 奥州市で補助金申請なら、専門家に相談を!

補助金申請は、書類作成の質で採択率が大きく変わります。

  • どう書けば採択されるの?
  • 自分の経費は対象になる?
  • どの枠で申請するのが有利?

このような疑問がある場合は、早めに専門家へご相談ください。

📞 行政書士伊藤公好事務所(奥州市水沢)

  • 小規模事業者持続化補助金の申請サポート
  • 経営計画書の作成支援
  • 販路開拓支援(チラシ・HP制作の方向性アドバイス)

👉 お気軽にお問い合わせください。

まとめ

小規模事業者持続化補助金は、
「販路拡大」や「業務改善」を実現する強力な制度 です。

正しい計画と適切な書類作成で、事業を大きく伸ばせるチャンスになります。

奥州市で申請を検討している方は、ぜひ専門家のサポートを活用し、採択率を高めてください。

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投稿者 kimiyoshi

行政書士の伊藤公好(いとう きみよし)と申します。 奥州市で行政書士事務所を開設しました。 建設業許可申請、補助金申請、会社設立、各種許認可、相続・遺言などでお困りの方は気軽にご相談ください。